
東東京大会5回戦 堀越が葛飾野に2対0で勝利しベスト8へ。葛飾野はエース左腕・津上が好投
堀越が東東京大会5回戦で葛飾野に2対0で勝利しベスト8へ駒を進めた。堀越のエース西川は9回9奪三振被安打6の完封ショーを演じた。葛飾野はロースコアの投手戦に持ち込んだが得点が奪えずにベスト16敗退となった。
都立左腕が7回1失点のピッチング
身長179センチの都立左腕・津上が堀越に立ち向かっていった。
今春にオーバーからサイドスローにフォームを変えて、威力が増し制球力も高まった。
立ち上がりから130キロ弱のストレートとスライダー、チェンジアップを駆使して相手打線に的を絞らせない。
3回には1死満塁のピンチを無失点で切り抜けて、ガッツポーズを見せた(写真)。
「ピンチはあったがいつもどおり自分のピッチングをすることを心掛けた。守備に助けられ序盤を抑えることができた」
攻守にも助けられて粘りの投球を続けたが6回にタイムリーを打たれて先制を許した。「甘く入ったストレートを打たれてしまった。0で抑えたかった先に取られてしまって悔しかった」。打線は7回に同点のチャンスを得たが一本が出なかった。
津上は7回の最初の打者を打ち取り交代。チームはその後に1点を失い、0対2で敗れた。
終盤まで堀越に食らいついたが惜敗。松村監督は「エース津山が春以降に成長してチームの形ができてきた。生徒たちが頑張ってきたので勝たせてあげたかったです」と話した。
津上は7回1/3を投げて被安打6奪三振3失点1の好投。葛飾野のエースは堂々たるピッチングで“最後の試合”を終えた。