
2025年春、夏大会でベスト8進出
全員の力を合わせて悲願の甲子園へ
文武両道の進学校・日大が、2025年度の春夏秋の各大会で力強い戦いをみせた。さらなる高みを目指して一丸となるチームは2026シーズン、神奈川の頂点を狙っていく。
■「苦の中に光あり」の横断幕
2016年春準優勝、2017年夏ベスト4などの実績を持つ日大。文武両道を貫くチームは、左腕エース川村隼吾、キャッチャー武田龍空のバッテリーを軸に2025年春、夏に2大会連続でベスト8へ進出した。春4回戦では横浜商大に完勝、夏4回戦では慶應を7対0の7回コールド、5回戦では星槎国際湘南を5対1で撃破するなど高いチーム力を示した。春・夏に敗れた相手はいずれも東海大相模。春は0対10の7回コールド負けだったが、夏は2対5と接戦を演じた。
■秋大会は4回戦で惜敗
3年生引退後にバトンを受けた新チームは、前チームからレギュラー出場した濱地信之介(2年=遊撃手)が主将となり始動した。打線は山本大輝(2年=一塁手)、村田凰晟(1年=三塁手)が主軸を務めた。投手陣は、夏の登板経験のある身長185センチの大型右腕・新田力輝(2年)と、宮本貫志(2年)が中心となりゲームを組み立てていった。初戦の2回戦で金井に勝利すると、3回戦では県立実力校・川崎北と対戦。6回まで4対2とリードすると7回に一挙5点を奪って9対2のコールドで押し切った。4回戦・橘戦はベスト8進出をかけた戦いとなった。日大は2回に1点を先制したが、その後に4失点する展開となった。チャンスは十分にあったが、逆転につなげられずに3対4で屈した。
■チームとしてどう戦うか?
秋ベスト16は決して悪くない結果だが、自分たちのすべての力が発揮できなかったのも事実だった。橘戦は相手の7安打を大きく上回る13安打を放ちながらも拙攻が続き、得点が限られた。伊藤謙吾監督は「チャンスでチームバッティングができずに苦しくなった。チームとして戦うことを忘れてはいけない。全員の力を合わせて戦う日大のチームスタイルを思い出さなければいけない」と振り返った。濱地主将は「自分たちにはスター選手がいるわけではないので、一人ひとりの力を合わせることが大切。チーム一丸となって戦い、勝ち切っていきたい」と話す。日大一丸。悲願の甲子園出場へ、それぞれがタスクを遂行していく。








