
2019年夏以来6年ぶりの甲子園へ投打充実
合代主将を軸に第2シードから頂点を狙う
久我山野球のベースは信頼
國學院久我山は2019年夏に西東京のトーナメントを駆け上がり28年ぶり甲子園出場の快挙を成し遂げた。2021年秋大会では決勝で二松学舎大附と対峙。1対3で迎えた9回裏に満塁の場面での走者一掃タイムリーで劇的なサヨナラ勝利。2022年春の選抜切符をつかんでみせた。
選抜でも全員主役の戦いをみせるとベスト4へ進出。全国制覇が見える場所まで辿り着いてみせた。
夏・春の甲子園への道のりで、道標となったのは、中軸でも迷わずにバントを選択するブレない戦術だ。そしてセーフティースクイズやバスターなどで相手を揺さぶり、相手が怯んだときに一気に畳み掛けていく。
尾崎直輝監督は「打順に関係なく全員でつなぐのが久我山野球。そのベースには、仲間への信頼がある」と語る。
チームの最大値を追求する旅路
春大会は3回戦・八王子戦で16対6、4回戦・安田学園戦で15対8と打ち勝った。準々決勝では関東一に惜敗したが春ベスト8で夏の第2シードを獲得した。
チームの課題は、投手陣だが、エース関谷一輝(3年)、松川倖明(投手陣)を軸にして、2年生大型左腕の田島翔、平戸瑛一朗が球質を高め、夏の戦力として計算できるようになった。田島、平戸のポテンシャルは高く、夏までにさらにレベルが上がれば、投打のバランスが整う。
エース関谷は「春は、打線に助けられたので、夏はピッチャーで勝つ試合をつくっていく」と投手陣を牽引する。チームスローガンは「絆」。絆とは、信頼で心と心がつながっている様子を意味する。
合代主将は「全員でつながっていくことでチームの最大値を出していきたい。夏シードだがチャレンジャーとして目の前の一戦に集中していく」と覚悟を決める。部員全員の意思がひとつにつながったとき甲子園への扉が、再び開く。








