国学院栃木
37年ぶり2回目優勝
準決勝で、大会10連覇・作新学院を撃破
第104回全国高校野球選手権栃木大会決勝で、国学院栃木が宇都宮南に8対4で勝利し37年ぶり2度目の夏甲子園出場を決めた。国学院栃木は準決勝で、大会10連覇中だった作新学院と対戦し延長激闘の末に6対5でサヨナラ勝利。決勝戦・宇都宮南でもチーム一丸となった戦いで得点を重ねて、ノーシードから栃木の頂点へ駆け上がった。選手の自主性を尊重する指導法によってチームが進化。今大会でも逆境に屈しない戦いをみせた。国学院栃木の優勝は、栃木県高校野球界の新たな歴史の始まりだ。(撮影・永島一顕)