しなやかなフォームから伸びのあるストレートをミットへ突き刺す館林のエース。
制球力と投球術を備える右腕で、チームメイトからの信頼も厚い。
細堀和弘監督も「今年の館林は、今井を軸にした守備のチーム」と信頼を寄せる。
1年生だった昨年秋には、井上温大(2019年ドラフト4位・巨人)擁する前橋商と対戦し、チームとして投げ勝った経験を持つ。
現在の最速は133キロだが、今冬のトレーニングで土台を固めれば140キロ台も狙える。
今井は「この冬はスピードアップと、変化球の質を上げたい。
ピンチでも動じないメンタルも身につけて、強豪相手に勝てるピッチャーになりたい」と来夏をにらむ。
館林の背番号1が、上州を席巻するかもしれない。