
佐野日大
選抜を経験しさらに成長した巨大艦隊
決勝の最終回逆転負けは夏への“教訓”
選抜の経験を春・夏につなげる
春夏計11度の甲子園出場を誇る名門。夏は2010年、春はベスト4に進出した2014年が最後となっている。OBレジェンド麦倉洋一監督就任後、どうしても甲子園の壁を越えることができなかった。
昨年秋は県優勝の栃木1位で秋季関東大会に参戦すると1回戦では中央学院、準々決勝・駿台甲府戦に勝利してベスト4進出となり選抜出場が当確となった。準決勝・花咲徳栄戦で9回に力尽きて4対7で敗れたが堂々の戦いだった。選抜では初戦で三重と対戦しエース鈴木有が粘投を見せたが打線が援護できずに0対2で敗れた。今春は、夏に向けた投手陣の整備と打線のつながりが課題となった。
春は苦しいゲームを勝ち切って準優勝
3回戦・鹿沼戦では8回まで0対1で進む苦しい展開だったが9回に2点を奪って逆転勝利。準々決勝・栃木工、準決勝・青藍泰斗戦ではエース鈴木の好投で勝ち切った。決勝では文星芸大附に最終回に7点を奪われて敗れたが夏への教訓となった。
選抜の大舞台を経験した実戦派右腕・鈴木有、沖崎翼に加えて、決勝戦で好投した左腕・櫻岡の目処が立ったことは夏に向けての好材料。この春は準優勝だったが、投打の戦力に、甲子園の経験値を足した総力は県内随一。
「投手を中心とした守備をベースに、少ないチャンスで得点を奪っていくという佐野日大の野球を徹底していく。“ここぞ”の場面で自分の力を発揮できる選手になってほしい」(麦倉監督)。佐野日大は、春・夏連続の甲子園出場へ向かって牙を研いでいく。







