山手学院のグラウンドは長方形で、野球部の使うスペースから見ると左中間が広く、右中間が極端に狭い。グラウンド一面が利用できた夏休みの練習ではゲームノックの際、まず左中間を使うケースを行い、その後ライト側にホームの向きを変えて右中間を使ったケースも実施している。練習での工夫がチームの力になっている。 2018年10月号掲載...
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「限られた環境でレベルアップを考えた時、最強化ポイントが打撃」という牛久監督の方針から、校庭の隣にあるフットサルコートを活用し、8カ所で異なる打撃練習を行う。 斜めからボールを入れる従来のティー打撃は行わない。 長、中、短の距離で、正面から来るボールへの対応力を養う。他にも安全面を考慮してテニスボールを使用しての近距離...
武相は8月中旬に3泊4日の東北遠征を実施し、新チームの実戦テストを行った。 全選手をシャッフルし、各ポジションで起用。適正や実戦能力をチェックした。 西原忠善監督は「それまでのレギュラー、補欠関係なく、部員50人が横一戦のスタート。ゼロからチームを作っていった」と話す。 2018年10月号掲載...
戸塚は、バッティング練習や練習試合の各打者の打席や投手陣のピッチングをマネージャーがipadで動画撮影している。動画データは、ミーティングなどで活用するほか、LINEで共有して各自がチェックしている。捕手・荻野真央(2年)は「動画を見ることでリードや配球などの課題を認識しながら、次の練習をすることができる」と話す。スマ...
試合に勝つためには「普段の生活が大事になる」と松永監督は強く訴える。授業中、何をやったか、何を学んだのかを白紙のノートに書き出すことを推奨する。「ただ何となく授業を聞いているだけではダメ。自分でインプットとアウトプットしないと身につかない。その習慣を身に付けることができれば、必ず野球も上手くなる」と説く。 2018年1...
和田光監督と生徒たちは、今春から野球部のマニュアル作りに取り組み、今夏に完成となった。 技術、トレーニング、マネージャーの3編構成で、順天野球部のすべてがまとめられている。選手たちは、通学や自宅などの隙間時間にマニュアルを読み込み、“野球脳”を鍛えている。 2018年10月号掲載...
3年間に渡る大規模改修が2016年3月に完了。グラウンドも改修され、内野にはクッション性のある黒土が導入された。外野も練習試合が可能な広さを誇り、「この環境を生かして、選手たちの力を伸ばして行ければと思う」と内田監督。例え入学時の能力が劣っていても、思う存分練習ができるグラウンドで土にまみれ、目を見張る成長曲線を描く。...
町田グラウンドでの打撃練習ではマシン打撃3ヶ所、置きティー2ヶ所、正面からのティー2ヵ所と計7ヶ所を、横一線で行っている。チームは少人数の中で一人一人が多くのボールを打ち込んでいる。平日練習を行う校庭では内野ノックが中心となり、使用できるのは週2日。町田グラウンドでの練習は土日祝日や長期休暇中と限られているが、その中で...
人数不足に苦しんできた神奈川総合産業野球部だが、グラウンドは左翼95メートル、中堅110メートル右翼80メートルと広く、打撃マシンやブルペン、防球ネットもしっかりと張られており、トレーニングルームも完備。LEDのナイター照明6基も使用可能だ。その環境に驚いたという北村監督は「足りないのは部員の数だけ。最初から力のある子...
「あまりにも打てなかった」チームに、本萱監督が取り入れたのが、シンプルな素振り。技術練習を終えた後、クールダウンの時間に例年はランニングや筋トレをすることが多かったが、今冬はその時間を素振りにあてた。徹底的に振り込んだ。「とにかくヘッドスピードを上げることを第一に置いた」(本萱監督)という練習で「秋までは単打でつないで...
横浜商は、「こんにちは!」のあとに、もうひと声を続ける「『あいさつ』プラス『ひと声』運動」を推奨している。「いつもありがとうございます」や「がんばります」など、相手によって言葉を考えていく。小嶋監督は「あいさつのあとに、気の利いた言葉が続けば、相手により気持ちが伝わる」と話す。“あいさつ名人”の西方健人(2年)は「Y校...
青藍泰斗は今春の関東大会後に、キャプテンを落合孝稀(3年)に変更した。落合はマネージャーをしながら記録員を務める“裏方”。チームの一体感を求める宇賀神修監督が抜擢した形となった。落合新主将は「突然だったので最初は驚いたが、チームのためにやるしかない。監督と選手の橋渡し役になって、夏へ向かいたい」と話す。新主将の献身性が...