【準決勝】明大中野八王子vs日大三(2023年夏)

明大中野八王子 18年ぶりの決勝進出狙うも涙
日大三 4点ビハインドを跳ね返し決勝進出

日大三が西東京大会準決勝で明大中野八王子を破って決勝進出を決めた。明大中野八王子は18年ぶりの決勝進出、悲願の甲子園初出場を狙ったが、無念の敗戦となった。

■今大会で快進撃をみせた「明八」

明大中野八王子は今大会で快進撃をみせた。力のある世代だったが春大会は3回戦で帝京に惜敗しノーシード参戦となっていた。2回戦で和光、3回戦で山崎、4回戦で町田に勝利してベスト16へ進出。5回戦ではシード聖パウロ学園と対戦し9対2で勝利、準々決勝・シード創価戦では3対3で迎えた5回に一挙6点を奪うと、エース大嶋遼からアンダースロー上原和玖への継投で創価打線を封じて9対3で競り勝ち、18年ぶりにベスト4となった。準決勝の相手は、第1シードの日大三。明大中野八王子は初回に日大三のエース安田虎汰郎の不安定な立ち上がりにつけ込み4点を先制する幸先良いスタート。アンダースロー上原が先発して緩急をつけたピッチングで日大三打線の矛先をかわして序盤リードでゲームを進めていった。

 

■敗戦の悔しさとチームへの確かな手応え

上原は独特のフォームから幅を使った投球でかわしていたが、打順が2巡目になると軌道を見極められていく。日大三は4回に、針金侑良がソロ本塁打、池内仁海が2ランを打ち込むと、二宮士のランニングホームランで一挙5点を奪った。さらに畳み掛けると5回には二死満塁から池内のタイムリー三塁打などで4点を追加。勢いに乗った日大三は6回にも3点を奪って6回コールドで明大中野八王子を寄り切ってみせた。力の差自体はそれほどなかったが、日大三の集中力がまさった結果になった。明大中野八王子のOB指揮官・椙原貴文監督は「選手たちはベストを尽くしてくれた」と労った。敗戦の悔しさとチームづくりの確かな手応えが入り混じった表情だった。明大中野八王子は来年度、創立40周年を記念して「明大八王子」へ校名変更を予定している。18年ぶりの決勝進出は、来年以降へ向けての大きな希望となる。

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