
2026年夏に向かう淑徳は、2年生の秋山大志郎(2年=右翼手・投手)がキャプテンを務める。
2025年夏ベスト8に貢献した3年生も残っているが、新チームの主力の多くは新2年生。チーム全体のバランスを考慮して下級生主将となった。打撃陣は岩橋和志(3年=中堅手)、濱田拓輝(2年=遊撃手)を軸に、攻撃的な姿勢を貫く。
投手陣は猪狩樹(2年)と、居波昊希(2年)らが力を伸ばす。チームスローガンは「東の聖地(神宮)から西の聖地(甲子園)へ」。
東東京を勝ち抜き、甲子園を目指すことを意味する。秋山主将は「3年生の力を借りて(2年生の)自分がチームをまとめていく。チームの勝利のために、自分たち自身で考えて行動していく」と前を向く。選手たちのやる気と意思が、チームをさらに強くしていく。
(投手陣)
猪狩樹(2年)
居波昊希(2年)
猪狩は最速133キロのストレートをゾーンに投げ込みゲームメイクする実戦派右腕。居波は大きく曲がるカーブでアウトを積み上げる左腕。ふたりの2年生投手の進化がチームの鍵を握る。
(打撃陣)
濱田拓輝(2年=遊撃手)
岩橋和志(3年=中堅手)
秋山大志郎主将(2年=右翼手・投手)
岩橋は走攻守揃ったアスリート系で高いポテンシャルを秘める。秋山は1年生で主将を任される攻守の精神的支柱。濱田は昨夏大会でヒットを量産したアベレージヒッターだ。
(主将)
秋山大志郎 主将(2年=右翼手・投手)
自分自身で考えて行動するチーム
「淑徳の練習は個人練習が多く、自由な時間が多いのが特徴です。それぞれが課題に向き合うことで、成長できているのを感じています。自分は2年生キャプテンを任されていますが、先輩たちの力を借りて夏ベスト4以上を目指したいと思います」
(監督)
淑徳・中倉祐一監督
1977年群馬県生まれ。太田高−立教大。大学卒業後、淑徳中学校高等学校で勤務し中学野球部監督を経て、2008年秋から高校野球部監督。2021年夏初のベスト8進出。2024年夏ベスト8、同年秋ベスト4、2025年夏ベスト8。
環境を整えることが指導者の役割
「淑徳は練習をするのも、しないのも自由。コロナ禍前までは野球を教えていたが、教えるのをやめて、すべてを選手たちに委ねたら結果が出るようになった。指導者の役割は、野球ができる環境を整えること。選手たちの意思を尊重することが大切だと感じています」







