
文星芸大附 勝進
3年ぶりの夏甲子園へ仕上がり急上昇
バッテリーを軸に第1シードから頂点へ
文星芸大附が3年ぶりの夏甲子園を視野に入れて第1シードで栃木大会に参戦する。マシンガン打線とバッテリー力を武器に頂点を狙っていく。
「獅子」の伝統を継承するチーム
3年ぶりの聖地への野心を秘めている。文星芸大附は2023年夏に16年ぶりの甲子園出場を成し遂げた。準決勝で国学院栃木に快勝すると、決勝では作新学院と対戦。5対1でリードした9回表に4点を奪われて5対5の同点となったが、9回裏に嫌なムードを吹き飛ばすサヨナラホームランが飛び出して劇的な勝利。伝統を継承するチームは新たな歴史の扉を切り拓いた。あれから3年、獅子の魂を宿した選手たちが甲子園を目指してポールポジションからギアを上げていく。攻守のキーマン増渕陸(3年=遊撃手)は「夏に優勝するために全員で頑張ってきた。その成果を夏に見せていきたい」と力を込める。
秋・春の関東大会での経験を糧に
秋大会は決勝で佐野日大に敗れて準優勝、春大会は決勝で佐野日大に競り勝って優勝。秋・春連続の関東大会出場は、大きな自信になっている。しかし、関東大会では、関東強豪に対していずれも初戦敗退。甲子園レベルの力を身につける必要があることを実感した。高根澤力監督は「2023年のチームは、春の時点で仕上がっていた。今年のチームは、まだ発展途上で、大きなポテンシャルを秘めている」と評する。秋・春の関東大会での経験を踏まえて指揮官が、生徒たちに伝えているのは「本物になろう」という言葉だ。各チームが気持ちを込めて戦う夏大会は、簡単な戦いではない。その状況でトーナメントを勝ち抜く絶対的な力、すなわち本物を求めている。5月から6月にかけてチームはさらに成長。本物に近づいて夏開幕を迎える。
スローガンは「勝進〜獅子襲来〜」
鈴木雄太主将(3年=捕手)、津久井雷仁(3年)のバッテリーを軸にして守備からリズムを作っていく。津久井は最速135キロのストレートと、どのボールでもストライクが取れる質の高い変化球を駆使してゲームを組み立てる。昨夏からバッテリーを組む女房役・鈴木主将が長所を引き出して、最小失点に抑えていく。打線は、リードオフマン増渕陸(3年=遊撃手)がスイッチ役となり、2番・稲石健太(3年=中堅手)、3番・弓野頼大(3年=右翼手)がチームバッティングでチャンスを広げる。そして、長打力のある蛭田詩音(2年=三塁手)、鈴木主将の中軸へつないでいく。スローガンは「勝進〜獅子襲来〜」。部員全員が勝利のために突き進むことを示す。鈴木主将は「どの相手でも挑戦者として戦って甲子園出場をつかみ取りたい」と気持ちを込める。3年ぶりの甲子園へ牙を研ぐ。







