【健大高崎】春季関東大会群馬県予選レポート「秋・春連覇」

5年ぶり3回の春季県大会優勝
投打の戦力充実、夏のポールポジション

健大高崎が春季関東大会群馬県予選決勝で明和県央に勝利し5年ぶり3度目の春優勝を決めた。今春の選抜大会に出場したチームは、秋・春連覇となった。

 

■準々決勝は3投手の1安打リレー  

選抜大会を経験して、チームはさらにたくましくなっていた。健大高崎は昨秋県大会を制して関東大会へ出場。関東ベスト4となり今春の選抜大会に出場した。選抜大会では1回戦で報徳学園と対戦して2対7で敗れたが、報徳学園は準優勝。結果的に全国トップレベルを体感して帰郷した。春大会初戦の2回戦で高崎、3回戦で高崎経済大附に勝利して準々決勝では桐生第一と対戦。5回までに0対2とリードを許したが6回に半田真太郎、狩野陸人、森田光希主将の3連打を皮切りに一挙4点を奪って逆転に成功。ゲーム終盤は、エース小玉湧斗が失点を許さずに4対2で逃げ切った。健大高崎投手陣は先発・加藤達哉が先頭打者にヒットを許したが、2番手・多田結祐、3番手・小玉はノーヒットに抑えて、3投手の被安打1リレーでの勝利だった。

■準決勝では機動破壊でサヨナラ勝利  

準決勝の相手は、前橋育英だった。攻撃では1番・半田が先頭打者アーチで先制すると、エース小玉は立ち上がりから140キロ台のストレートと低めのチェンジアップで三振の山を築いていく。小玉は4〜6回まで6連続奪三振をマークするなどギアを上げていった。そんなエースを打線が援護して5〜7回に各1点ずつを加えて、4対0で9回を迎えた。勝利が近づいていたが9回表に2失点すると、前橋育英の代打に2ランを浴びて4対4の同点になってしまった。嫌な雰囲気を変えたのは、機動破壊の申し子・増渕晟聖だった。昨年度から前橋育英キラーだった増渕は9回裏に左翼前安打で出塁すると、すぐさま二盗を決める。そして三盗も果敢に狙った。慌てた前橋育英の失策を誘って、増渕が本塁まで駆け抜けて劇的なサヨナラ勝利を決めた。小玉は18奪三振でライバルに競り勝った。

■投打の地力十分、夏の大本命  

決勝戦の相手は、秋大会決勝と同じ明和県央となった。両チームともに関東大会出場を決めていた背景でのゲーム。健大高崎は1年生・佐藤龍月が先発して多田へつないでいった。佐藤は3回表に3失点して1対3となったが3回裏に打線が爆発。團之原樹の2ランなどで5点を奪って逆転すると、8回には森田が3ランを放つなど12安打14得点の猛攻によって14対3でゲームを終えた。健大高崎は、秋に続いて群馬の頂点に立ち、夏の第一シードを決めた。投手陣は最速146キロのエース小玉が軸、攻撃は森田主将を中心にどこからでも得点が奪える打線に仕上がっている。投打のバランスが整ったチームは、“夏の本命”であることは間違いない。

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