グラウンドに戻った選手たち。 代替大会は「感謝」「成長」を伝える場 コロナ禍となり、甲子園へ続く夏大会は中止となった。 練習再開後、再びグラウンドに戻った日大の選手たちは、「高校野球の成功とは何か?」を追求していった。 2020年8月号掲載 (取材・伊藤寿学) ■ 秋大会は主将不在で敗戦 コロナ禍により、選手たちの時間...
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- 2020年8月号 | 月刊高校野球CHARGE! - Part 3
2020年8月号の記事一覧
夏甲子園3度出場の強豪。 未知の時間を乗り越えて次の一歩を踏み出す 2012年以来の甲子園を狙っていた強豪・常葉大橘。 甲子園は中止となったがチームはコロナ禍を乗り越えて、逞しさを増した。 気持ちを切り替えた選手たちは一丸となって代替大会へ向かう。 2020年8月号掲載 (取材・栗山司) ■ コンバートでチーム力を上げ...
身長193センチ、左投左打の「二刀流」。 プロ10球団、MLB関係者が視察、評価急上昇 「Y校への憧れがありました」 2020年8月号掲載 -いまの身長体重は? 身長193センチ、体重86キロです。 1年生のときの体重は68キロだったので、この2年半で18キロ増えました。 体が大きくなったことで球威や飛距離が伸びました...
「甲子園大会中止という事実をしっかりと受け止めて、前向きにやっていこうとみんなで話し合いました。 甲子園へ向けて努力してきたことは無駄になることはないと思うので、代替大会で自分たちの力をみせたいと思います。 僕たち3年生の代は、人数は少なかったのですが最高の仲間です。 最後の大会は悔いの残らないプレーをみせて、監督・コ...
高崎商・堤悠輝監督 「まずは独自大会開催のために署名活動などをしてくれた保護者への感謝を忘れてはいけないと思います。 今年の3年生は、コロナ禍の中でもだれ一人、離脱することなく、一つになってくれていました。 本当に『強い3年生』だと思います。 これまで努力してきたことが正しかったことを証明するためにも独自大会では優勝を...
浜松市立・磯部祐監督 「監督になって最初に選手に伝えたことは、潔くやろうということ。 極端な話、『今日で野球が終わりです』と言われても『俺はよくやったんだ』と潔く言えるように、練習から全部出し切ってほしい。 練習時間は限られているが、その中で常に緊張感を持って取り組み、闘う集団を作り上げたい」 【監督プロフィール】 1...
初甲子園狙う公立強豪。 髙田繁新監督のもと新たな時代へ 伊勢崎清明は今年4月、齊藤宏之監督が異動(大間々教頭)となり髙田繁新監督となった。 コロナ禍での監督交代となったが、チームは新たな一歩を踏み出した。 今夏の甲子園大会は消えたが、選手たちの野望は変わらない。 2020年8月号掲載 ■ 齊藤宏之監督が今春に勇退 コロ...
「今年の甲子園大会は中止になったけど、後輩たちには僕らが行くことができない甲子園を目指してほしい。 野球ができることが当たり前ではない状況の中だからこそ、1日1日を大切にしてほしいと思います」 小学校時代から日野の試合を観戦し、日野のユニフォームで甲子園に行くために入学。 昨夏の西東京大会2回戦・早大学院戦では完投勝利...
日野・嶋田雅之監督 「選手たちは、日野で、私学を倒して甲子園へ行くために野球をやってきた。 子供たちの思いを考えると、心が痛む。 でも、これで終わりじゃない。 代替大会がある以上は思い出作りにしないで、やるだけやっていきます。 選手たちは、それを求めて、日野高に来たので思い出作りでは満足できないはず。 日野のプライドを...
横浜商・小嶋一紀監督 「甲子園を目指してきた選手たちにとって、大会中止は受け入れがたいこと。 喪失感は想像をはるかに越える事だと思っています。 でも何かを恨んだとしてもこの事実は変えられず、怒りに変えても何もなりません。 この事実をゆっくりと受け止めて、前を向いていってほしいと思います。 一歩を踏み出すための支援をする...
Y校史上最強チーム、神奈川独自大会のテッペンへ 横浜商の夏はこれから始まる。 プロ注目・笹川吉康擁するY校史上最強チームは神奈川独自大会のテッペンへ駆け上がる。 2020年8月号掲載 (取材・伊藤寿学) ■ 甲子園への道を信じて 甲子園への道を信じて、精一杯、できることをやってきた。 休校期間中は、小嶋一紀監督の指導の...
東亜学園のバックネット裏スタンド・スコアボードには、昨夏の試合スコアが掲示されている。 2018年秋ベスト4の実績を掲げ東東京の優勝候補として夏大会へ臨んだが、結果は1回戦・東京実で1対3の敗戦。 大会直前に、武田朝彦監督が網膜剥離で入院するなどトラブルがあり、チームは持てる力を発揮することなく大会を去った。 夏大会後...