
浦和学院
春夏通算26回の甲子園出場の名門
3年ぶりの夏甲子園へ向け一戦必勝
春夏通算26回の甲子園出場を誇る名門・浦和学院。若きOB指揮官・森大監督が率いるチームは、3年ぶりの夏甲子園へ向けて団結する。
■名門の宿命を背負って
伝統に革新の彩りを加えている。名門・浦和学院は春11回、夏15回の甲子園出場実績を持ち、絶対エース小島和哉(ロッテ)を擁した2013年の選抜では、決勝で済美を17対1の大差でくだして悲願の全国制覇を達成した。全国にその名を轟かせるチームは2015、2022年選抜でもベスト4に進出するなど、その力を誇示している
。過去2年の夏は悔しい結果になったが、昨秋大会では、県2位で関東大会へ進出。準々決勝で山梨学院に3対6で惜敗し選抜切符に届かなかったが、甲子園は視界に入っていた。決して悪くない結果だが、浦和学院は甲子園出場が求められるチーム。名門の宿命を背負って、戦いの舞台に立つ。
■時代の変化に応じたマネジメント
チームを率いるのは、2008年夏甲子園出場時のエースだった森大監督。言わずと知れた森士前監督の息子で、浦和学院の熱き血を継承している。早大で全日本選手権優勝などに貢献したのち三菱自動車倉敷でプレー。現役引退後の2016年に母校コーチに就任すると、2021年の夏大会後に指揮を任された。
伝統を引き継ぎながらも、時代の変化に応じたマネジメントを実践すると、“初陣”となった秋関東大会でベスト4となり、2022年選抜に出場。2023年夏は決勝で花咲徳栄に打ち勝ち、再び聖地を踏んでいる。森大監督は「埼玉の盟主としてトップに君臨していくことが、浦和学院の宿命です。激動の波に負けず、甲子園への道を切り拓きたい」と後輩たちに寄り添う。
■夏の山を登っていく覚悟
今年のチームは、夏に照準を合わせて団結している。蜂巣祥万主将(3年)は「秋の関東大会で負けた瞬間から、僕らは夏の山を登ってきました。一戦必勝で、泥臭く、粘り強く戦って甲子園へいきます」と視線を上げる。求められるのは優勝のみ。チーム全員の覚悟を武器に、聖地への絶壁を登っていく。







